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03月22日-04号

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  1. 臼杵市議会 2018-03-22
    03月22日-04号


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    最終取得日: 2022-12-11
    平成30年  3月 定例会---------------------------------------平成30年臼杵市議会3月定例会会議録(第4号)---------------------------------------  平成30年3月22日   -----------------------------------    平成30年3月22日(木曜日)午前10時開議   ----------------------------------- 1.議事日程第4号  第1 委員長報告(付託諸議案) 質疑、討論、採決  第2 意見書案第1号 上程、説明、質疑、討論、採決  第3 意見書案第2号 上程、説明、質疑、討論、採決  第4 議員派遣の件について   ----------------------------------- 1.本日の会議に付した事件  日程第1 委員長報告(付託諸議案) 質疑、討論、採決  日程第2 意見書案第1号 洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川河道掘削の予算の確保を求める意見書       上程、説明、質疑、討論、採決  日程第3 意見書案第2号 所有者不明の土地利用を求める意見書       上程、説明、質疑、討論、採決  日程第4 議員派遣の件について   -----------------------------------   出席議員(18名)       1番  衛藤照生          2番  戸匹映二       3番  奥田富美子         4番  大戸祐介       5番  長田徳行          6番  山下幸延       7番  久藤朝則          8番  内藤純孝       9番  足立善己         10番  土谷桂山      11番  大塚州章         12番  匹田 郁      13番  大嶋 薫         14番  武生博明      15番  吉岡 勲         16番  平川哲郎      17番  牧 宣雄         18番  藤原一弘   -----------------------------------   欠席議員(なし)   -----------------------------------事務局職員出席者   局長          東 弘樹   次長          山木哲男   副主幹         後藤さおり  主査          高橋悠樹   -----------------------------------説明のための出席者   市長          中野五郎   副市長         田村和弘                      市長特命理事   教育長         齋藤克己               阿南俊二                      (資源を活かした産業振興等担当)   市長特命理事             市長特命理事               廣田誠一               首藤庄司   (まち・ひと・しごと創生等担当)   (公共施設整備推進等担当)   消防長         板井幸則   総務課長        加島和弘   財務経営課長      藤原裕次   秘書・総合政策課長   平山博造   教育総務課長      甲斐 尊   市民生活推進課長    後藤誠也   学校教育課長               小林一彦   消防本部総務課長    平川幸司   兼人権同和教育室長   保険健康課長      杉野 等   -----------------------------------          午前10時00分 開議 ◎事務局長(東弘樹君) ただいまの出席議員は17名であります。 ○議長(藤原一弘君) ただいま報告のとおり定足数に達しております。 よって、本日の会議は成立いたしました。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程表のとおり議事を進行いたしますので、よろしくお願いいたします。   ----------------------------------- △日程第1 委員長報告(付託諸議案) 質疑、討論、採決 ○議長(藤原一弘君) 日程第1、第3号議案から第23号議案のうち、第5号議案を除く各議案及び第34号議案から第46号議案を一括議題といたします。 これより委員長の報告を求めます。 建設産業委員長。     [建設産業委員長 大嶋 薫君登壇] ◆建設産業委員長(大嶋薫君) おはようございます。建設産業委員長の大嶋 薫です。 本3月定例会におきまして建設産業委員会に付託されました議案6件につきまして、去る3月9日に委員会を開催いたしましたので、その審査経過と結果についてご報告申し上げます。 第14号議案 臼杵市都市公園条例の一部改正についてですが、都市公園法等の一部改正に伴い、公園施設設置基準割合の設定を行うほか、臼杵市総合公園多目的グラウンドへの夜間照明施設の設置に伴い、施設使用料の設定等を行うものです。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第15号議案 臼杵市営住宅条例の一部改正についてですが、公営住宅法等の一部改正に伴い、収入申告義務を果たすことが困難であると認められる認知症患者等家賃算定方法の規定等について、所要の改正を行うものであります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第16号議案 臼杵市道路占用条例の一部改正についてですが、道路法施行令の一部改正により、国道の占用料が改定されたことに鑑み、大分県の改正時期、内容とあわせて、市道に係る占有料についても改定を行うものであります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第17号議案 臼杵市企業立地促進条例の一部改正についてですが、本市における企業の立地を促進するため、本年3月31日までとしている条例の有効期限を平成33年3月31日まで3年間延長する等、所要の改正を行うものであります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第18号議案 臼杵市有機農業起業者誘致条例の一部改正についてですが、条例で引用している「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」の題名が「日本農林規格等に関する法律」に改称されることに伴い、規定を整備するものであります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第22号議案 市道の廃止及び認定についてですが、市道広原才倉線改良工事により、既存の当該路線を廃止し、改良後の路線や支線を新たに市道認定することについて議会の議決を必要とするものであります。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で建設産業委員会に付託を受けました議案6件についての審査経過と結果の報告を終わりますが、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原一弘君) 教育民生委員長。     [教育民生委員長 大塚州章君登壇] ◆教育民生委員長(大塚州章君) おはようございます。教育民生委員長の大塚州章です。 本定例会におきまして教育民生委員会に付託を受けました議案10件につきまして、去る3月9日に委員会を開催し、執行部より説明を受け、慎重に審査いたしました。その審査の経過と結果についてご報告いたします。 第6号議案 臼杵市犯罪被害者等の支援に関する条例の制定についてですが、犯罪被害者等の支援を総合的に推進し、犯罪被害者等が受けた被害の早期回復及び軽減を図るため、支援に関する基本理念及び基本となる事項を定めるものです。 次に、第7号議案 臼杵市国民健康保険税条例の一部改正についてですが、国民健康保険法の一部改正により、国民健康保険財政運営の責任主体が都道府県となることに伴い、税額の改定を行うものです。 続いて、第8号議案 臼杵市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてですが、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴い、規定を整備するものです。 続いて、第9号議案 臼杵市介護保険条例の一部改正についてですが、介護保険法施行令の一部改正及び第7期臼杵市介護保険事業計画の策定に伴い、平成30年度から平成32年度までの介護保険料を定めるものです。 続いて、第10号議案 臼杵市指定居宅介護支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定についてですが、介護保険法の一部改正に伴い、指定居宅介護支援事業に係る権限が都道府県から市町村に移譲されるため、条例を定めるものです。 続いて、第11号議案 臼杵市指定介護予防支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の全部改正について、第12号議案 臼杵市指定地域密着型サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の全部改正について、第13号議案 臼杵市指定地域密着型介護予防サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の全部改正についてですが、それぞれ国の基準の一部改正に伴い、条例の全部を改正するものです。 続いて、第20号議案 臼杵市体育施設条例の一部改正についてですが、深江地域体育館及び深江地域グラウンドを地域のコミュニティセンターとして整備するために廃止するものです。 最後に、第21号議案 臼杵市公民館条例の一部改正についてですが、南津留地区の総合的な地域活動の拠点として南津留地区コミュニティセンターを設置することに伴い、臼杵市南津留地区公民館を廃止するものです。 審査の結果、第10号議案を除き、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 第10号議案については、委員より、市独自の条例であるならば、業者に対しての指導・監査に関する条文を盛り込むべきではないかとの意見がありましたので、起立による採決を行った結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で教育民生委員会に付託を受けました議案10件についての審査経過と結果の報告を終わりますが、議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原一弘君) 総務委員長。     [総務委員長 足立善己君登壇] ◆総務委員長(足立善己君) おはようございます。総務委員長の足立善己です。 本3月定例会において総務委員会に付託をされました議案5件について、去る3月9日に委員会を開催いたしましたので、その審査経過と結果についてご報告いたします。 初めに、第3号議案 臼杵市職員の公益的法人等への派遣に関する条例の一部改正については、公益的法人等への人的援助の充実を図るため、正規職員と同様に再任用職員等の派遣に係る制度を設けるものです。 委員から、派遣先の公益的法人についての質疑があり、執行部より、臼杵市と行政サービスを行う上で密接に関係のあるところとして、公益社団法人臼杵環境保全型農林振興公社等を想定しているとの説明がありました。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第4号議案 臼杵市手数料条例の一部改正については、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い、消防法に関する手数料の改定、介護保険法に関する手数料の設定等、所要の改正を行うものです。 本議案は、総務委員会建設産業委員会教育民生委員会と関連があるため、連合審査会を開催いたしました。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第19号議案 臼杵市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、消防団員等に対する損害補償に係る補償基礎額の改定を行うものです。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第23号議案 辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定については、辺地に係る公共的施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定により、平成30年度から平成34年度までの5カ年における深江辺地西神野辺地秋山辺地久木小野辺地総合整備計画を定めるため、議会の議決を必要とするものです。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第46号議案 指定管理者の指定については、南津留地区コミュニティセンター指定管理者制度により運営を行うこととし、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの期間、南津留地区振興協議会指定管理者として指定するため、議会の議決を求めるものです。 審査の結果、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で総務委員会に付託を受けました議案5件の審査経過と結果の報告を終わりますが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原一弘君) 予算委員長。     [予算委員長 大嶋 薫君登壇] ◆予算委員長(大嶋薫君) 予算委員長の大嶋 薫でございます。 本3月定例会において予算委員会に付託されました平成30年度当初予算の議案12件につきまして、去る3月12日と13日に委員会を開催し、審査を行いました。その経過と結果につきましてご報告いたします。 初めに、第34号議案 平成30年度臼杵市一般会計予算は、第2次臼杵市総合計画に掲げた「日本の心が息づくまち」をつくっていくため、臼杵市まち・ひと・しごと創生総合戦略重点プロジェクトに取り組むことで、重要課題である人口減少に歯どめをかけ、うすき創生につなげていくための予算であり、歳入歳出予算総額は211億6,873万4,000円で、前年度対比では4億9,028万8,000円の増額で、2.4%の増となっています。 歳出予算目的別経費の区分では、総務費がコミュニティ施設整備事業ふるさと納税事業等により前年度対比3億39万円の増、また消防費が防災行政無線更新事業等新規事業により4億9,339万8,000円の大幅な増額となっています。 主なものとして、まず総務関係所管の歳入は、普通交付税特別交付税財政調整基金繰入金臨時財政対策債等です。 歳出は、人件費、例規整備等支援業務委託料電算備品購入費伝送路施設整備費地域防災計画改訂業務委託料防災行政無線更新事業移住支援事業等です。 委員より、例規整備等支援業務委託内容について質疑があり、執行部より、平成32年度からの会計年度任用職員制度移行のため、統一的な任用に向けた調査や法整備に関する委託料であるとの答弁がありました。 次に、民生関係所管の歳入は、市民税、固定資産税を初めとする税収入等です。 歳出は、カーブミラー等交通安全施設に係る修繕料、固定資産評価事業委託料水質検査等委託料、大分市と豊後大野市へのごみ処理に関する負担金や委託料等です。 委員より、水質検査等委託料の内訳について質疑があり、執行部より、水質検査と臭気測定に係る委託料の詳細についての答弁がありました。 次に、福祉保健関係所管の歳入は、子どものための教育・保育給付費負担金児童手当費負担金障害者自立支援給付費等負担金生活保護費負担金等です。 歳出は、健康診査委託料安生寮指定管理委託料、病児・病後児保育事業委託料私立保育所措置費認定こども園に係る施設型給付費児童手当子ども医療費助成事業生活保護扶助費等です。 委員より、健康診査委託料の中学生に係るピロリ菌検査の実績について質疑があり、執行部より、平成29年度の実績と平成30年度の見込みについて答弁がありました。 次に、建設産業関係所管の歳入は、公営住宅使用料漁湾施設機能強化事業費補助金社会資本整備総合交付金道路改良事業債等です。 歳出は、港湾整備事業県工事負担金総合公園建設事業道路新設改良事業ブランド開発支援事業まちなかにぎわい創出事業観光交流プラザ運営費JR臼杵観光案内所移設事業市観光情報協会補助金公共下水道事業等特別会計への繰出金等です。 委員より、臼杵駅観光案内所移設事業の今後の計画について質疑があり、執行部より、案内所を駅舎中心部に移設し、外国人観光客にも対応ができるような人員を配置するとの答弁がありました。 次に、野津庁舎関係所管の歳入は、新規就農総合支援事業費交付金、活力あふれる園芸産地整備事業費補助金ため池等県工事負担金事業債等です。 歳出は、野津庁舎等整備事業国民文化祭事業地域農業水利施設ストックマネジメント事業有機農業推進事業有害鳥獣対策事業補助金等です。 次に、会計課所管の歳入は、用品調達基金運用に伴う利子及び配当金です。 歳出は、歳入歳出決算書印刷等の需用費と指定金融機関事務取扱手数料等の役務費です。 次に、契約検査課所管は歳出のみで、電子入札契約管理システムリース料等です。 次に、教育委員会事務局所管の歳入は、学校施設整備事業債教育振興債公民館改修事業債文化財保存整備事業費補助金等です。 歳出は、ICT活用教育推進事業学力向上対策事業費特別支援教育総合推進事業臼杵中央公民館規模改修事業国宝臼杵磨崖仏保存修理事業等です。 委員より、学力向上対策事業費英語検定受験補助についての質疑があり、執行部より、中学3年生全員を対象に、受験料の全額を補助するとの答弁がありました。 次に、選挙管理委員会事務局所管の歳入は、県知事・県議会議員選挙費委託金です。 歳出は、平成30年4月の任期満了に伴う臼杵市議会議員選挙費等です。 次に、監査委員事務局所管は歳出のみで、公平委員会費報酬税務総務費報酬監査委員費報酬です。 次に、農業委員会事務局所管の歳入は、農業委員会交付金等です。 歳出は、農業委員報酬農地中間管理事業等です。 次に、消防本部所管の歳入は、消防防災施設整備費補助金消防施設整備事業債等です。 歳出は、消防団員報酬消防施設整備費消防自動車等整備事業等です。 次に、議会事務局所管については歳出のみで、市議会議員の報酬、期末手当インターネット放送配信に係るホームページ整備委託料等です。 次に、特別会計第35号議案から第45号議案までの11議案については、執行部より詳しい説明があり、質疑、答弁を終了しました。 その後、討論、採決に移り、第34号議案については、中学生のピロリ菌検査に係る健康診査委託料について反対討論がありましたので、起立により採決を行った結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものとして決しました。 また、第35号議案から第45号議案については、特に異議なく、全会一致、原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で予算委員会に付託を受けました議案12件の審査経過と結果の報告を終わりますが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原一弘君) 以上で委員長の報告を終わります。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。     (なし) ○議長(藤原一弘君) 以上で質疑をいたします。 これより討論に入ります。 2名の議員から討論の通告がありますので、この発言を許可します。 土谷議員。     [10番 土谷桂山君登壇] ◆10番(土谷桂山君) 議席10番の土谷桂山です。 私は、第34号議案 平成30年度臼杵市一般会計予算について、一部に好ましくない部分がありますので、ここでその理由を述べ、反対討論を行います。 それは、先ほども委員長報告がありましたけれども、中学校における、中学生に対するピロリ菌検査のための経費についてであります。 臼杵市では、平成29年度に、初めての取り組みとして市内の全中学生に対してピロリ菌検査の実施をいたしました。その結果は、参加率は87.4%、一次検査で45名が疑わしいと、最終検査としては30名が陽性という判断をされました。これは、受診者の5.3%にあたります。そういう報告を伺ったところです。 それで、2年、3年と、初年度ですから2学年行ったので、経費は約93万ということでありますから、来年度はその半分近くになるだろうというふうには思いますけれども、その予算についてです。 しかし、この問題は、金額の問題ではないというふうに思っています。7点について理由を述べて、反対の意思表示をしたいというふうに思います。 一つは、学校現場学校保健安全法に規定されていない検査を持ち込んでいること。 2つ目は、学校で行う定期の健康診断は、学校生活を送るにあたり支障があるかどうかのスクーリングと、もう一つは、学校生活を送るための健康課題を明らかにするために行っており、このピロリ菌検査は本来の目的を逸脱していること。 3点目は、臼杵市が行う事業とされていますが、学校で採取した尿を使っての検査でありますから、生徒や保護者は学校の検査、学校が勧めている検査と受けとめられています。したがって、検査結果による不安の相談は、学校に今、寄せられています。「先生、私はがんになるんかな」「僕は死ぬようになるんかな」という声も現場では届けられているという状況にあります。先生方は、不安を和らげることはできても、不安を解消してあげることができないということ。 4点目が、陽性に判断されたこの30名についてですが、中学生では除菌が勧められない、小児期ヘリコバクター・ピロリ感染症の診断と管理ガイドライン2017というものの中には、胃がんの予防のために無症状の小児にピロリ菌感染診断を行い、陽性者に内視鏡検査を実施せずに除菌療法を行わないことを推奨する、つまり行わないようにしようということであります。 5点目、さきの私の一般質問に対して、この検査は、この時期に実施すれば9割近くの人が検査を受けることができるが、20歳になって案内を出してクーポンを届けても、それは年々受診者が減っていって、平成29年度は4%しか受診しなかったというようなことがあると、したがって、中学生で実施することに踏み切ったとの答弁がなされました。中学生に対して、成人者の代替事業代替行為を行わせる必要があるのかということであります。 6点目、その陽性になった児童30名は、大変な不安を抱え、1年後の入試や最後の部活に臨む時期に治療もできない、5年待ったら治療しますということになるわけですから、そういう状況で悩みを抱えて過ごさなければなりません。受験勉強をしている最中に、ふっと思ったときに、自分の胃の中に悪いものがあるんだという不安を抱えることが果たしてどれだけ大きな問題かということであります。 7点目、厚生労働省の見解でありますが、マニュアルの中で、死亡率減少効果の有無を判断する証拠が不十分であるため、利益と不利益のバランスが判断できない。このため、対策型検診として実施することは勧められない。任意型検診として実施する場合には、効果が不明瞭であることと不利益について十分説明する必要がある。その説明に基づく個人の判断による受診は妨げないと、非常に消極的な、するべきではないという判断が厚生労働省として示されています。 以上の理由で、私は中学生にピロリ菌検査を実施すべきでないと考えます。県内の他市でも、まだ行っていない。まあ、先進的に行ったことは評価はするとしても、逆の効果もあるということであります。したがって、この経費が計上されている平成30年度一般会計予算に反対をします。 議員の皆さん、ご自分のお子さんやお孫さんが胃の中に悪いものを抱えている、どうしようかという思いに駆られる状況をぜひ想像してみてください。議員皆様のご賛同、よろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原一弘君) 大塚議員。     [11番 大塚州章君登壇] ◆11番(大塚州章君) 議席11番の大塚州章です。 私は、第34号議案 平成30年度臼杵市一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 中野市長は、昨年1月の市長3期目の就任にあたり、「住み心地一番のまち・臼杵」を実現するため、4つの施策を大きな柱に掲げ、取り組みを行っております。その中の一つが、「安心して子どもを産み、子育てできる環境づくり」であります。 平成30年度施策方針及び予算編成の方針においても、子供の健やかな成長を応援し、子育て世代を支援するための取り組みを推進していくための予算編成となっていると理解しております。 次世代を担う子供たちの健やかな成長は、保護者はもちろん、地域全体の願いであります。 臼杵市では、平成27年度から、20歳のピロリ菌検査を実施していますが、受診率が10%にも満たず、本年度は約5%と非常に低い状況で、他のがん検診等においても受診率が非常に低いと聞いております。 ピロリ菌検査の実施については、平成28年3月に市民8,426名からの署名が提出されており、市民の関心も高い検査であります。このような状況下、平成29年度より取り組み始めた中学生のピロリ菌検査は、現在行っている学童腎臓病検診の際に任意で尿検査と同時に実施し、受診率は約90%とほとんどの生徒が受診し、検診としての効果は高いものと思われます。 検査の結果、ピロリ菌がいたとしても、20歳になってからの除菌で十分な効果があり、また臼杵市として、陽性となった生徒については、不安を解消できるよう、最大限の支援を行うと聞いております。 このように、中学2年生の義務教育の間に検査を行うことにより、ピロリ菌感染の有無を知ることで将来のピロリ菌除菌につながり、本人の将来における胃潰瘍や胃がん等の病気の発症予防、さらには家族内感染を予防する効果があり、検査を受けた本人はもちろん、家族の健康維持にもつながります。 よって、中学生のピロリ菌検査は、子供たちとその家族の健康を守る大切な検査であると判断いたします。 以上のことから、第34号議案 平成30年度臼杵市一般会計予算についての賛成討論といたしますが、議員皆様方の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原一弘君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 第3号議案から第23号議案のうち、第5号議案を除く各議案及び第34号議案から第46号議案のうち、第34号議案を除く各議案については、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、第3号議案から第23号議案のうち、第5号議案を除く各議案及び第34号議案から第46号議案のうち、第34号議案を除く各議案については、委員長報告のとおり決しました。-------------- △議決結果 --------------     議案番号件名結果第3号議案臼杵市職員の公益的法人等への派遣に関する条例の一部改正について原案可決第4号議案臼杵市手数料条例の一部改正について原案可決第6号議案臼杵市犯罪被害者等の支援に関する条例の制定について原案可決第7号議案臼杵市国民健康保険税条例の一部改正について原案可決第8号議案臼杵市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について原案可決第9号議案臼杵市介護保険条例の一部改正について原案可決第10号議案臼杵市指定居宅介護支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について原案可決第11号議案臼杵市指定介護予防支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の全部改正について原案可決第12号議案臼杵市指定地域密着型サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の全部改正について原案可決第13号議案臼杵市指定地域密着型介護予防サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の全部改正について原案可決第14号議案臼杵市都市公園条例の一部改正について原案可決第15号議案臼杵市営住宅条例の一部改正について原案可決第16号議案臼杵市道路占用条例の一部改正について原案可決第17号議案臼杵市企業立地促進条例の一部改正について原案可決第18号議案臼杵市有機農業起業者誘致条例の一部改正について原案可決第19号議案臼杵市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について原案可決第20号議案臼杵市体育施設条例の一部改正について原案可決第21号議案臼杵市公民館条例の一部改正について原案可決第22号議案市道の廃止及び認定について原案可決第23号議案辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について原案可決第35号議案平成30年度臼杵市水道事業会計予算原案可決第36号議案平成30年度臼杵石仏特別会計予算原案可決第37号議案平成30年度臼杵市公共下水道事業特別会計予算原案可決第38号議案平成30年度臼杵市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算原案可決第39号議案平成30年度臼杵市漁業集落排水事業特別会計予算原案可決第40号議案平成30年度臼杵市農業集落排水事業特別会計予算原案可決第41号議案平成30年度臼杵市簡易水道事業特別会計予算原案可決第42号議案平成30年度臼杵市浄化槽整備推進事業特別会計予算原案可決第43号議案平成30年度臼杵市国民健康保険特別会計予算原案可決第44号議案平成30年度臼杵市介護保険特別会計予算原案可決第45号議案平成30年度臼杵市後期高齢者医療特別会計予算原案可決第46号議案指定管理者の指定について原案可決
    ○議長(藤原一弘君) 次に、第34号議案 平成30年度臼杵市一般会計予算について、委員長報告のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。     [起立せる者多数] ○議長(藤原一弘君) 着席願います。 起立多数であります。 よって、第34号議案については、委員長報告のとおり決しました。-------------- △議決結果 --------------     議案番号件名結果第34号議案平成30年度臼杵市一般会計予算原案可決   ----------------------------------- △日程第2 意見書案第1号 上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(藤原一弘君) 日程第2、意見書案第1号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 長田議員。     [5番 長田徳行君登壇] ◆5番(長田徳行君) おはようございます。議席番号5番長田徳行です。 意見書案第1号 洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川河道掘削の予算の確保を求める意見書について、提案理由を説明いたします。 平成28年8月の北海道・東北豪雨や、平成29年7月の九州北部豪雨など、近年、地方における中小河川の被害として、土砂の流出による河床上昇や流木等による橋梁での河道埋塞が発生しており、河床が上がっていることが洪水発生の一つの原因となっています。 これまで、都道府県及び市町村が管理する河川の流量確保のための河道掘削については、維持補修の範囲として、おのおのの単費予算で行われており、遅々として進んでいないのが実情でした。 そのような中、国土交通省は、中小河川の豪雨対策を強化するため、全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえた「中小河川緊急治水対策プロジェクト」を取りまとめ、中小河川河道掘削についても、再度の氾濫防止対策の一つとして緊急対策プロジェクトに盛り込みました。 しかし、この緊急治水対策プロジェクトは、おおむね3カ年の時限的措置であり、河道掘削の対策箇所についても、「重要水防区間のうち、近年、洪水により被災した履歴がある区間」と限られています。 よって、政府においては、今回の緊急治水対策プロジェクトが、中小河川を管理する地方自治体にとって真に活用しやすい施策となるよう、下記の事項について取り組むことを強く求めます。 1、河道掘削を含む「中小河川緊急治水対策プロジェクト」については、平成29年度補正予算で約1,300億円が盛り込まれているが、次年度以降についても、地方自治体の要望を踏まえ、十分な予算を確保すること。 2、「中小河川緊急対策プロジェクト」では、河道掘削の対策箇所を「重要水防区間のうち、近年、洪水により被災した履歴があり、再度の氾濫により多数の家屋や重要な施設の浸水被害が想定される区間」と限定しているが、今後は、中小河川を管理する地方自治体がより柔軟な対応ができるよう、対策箇所の拡大も含め検討すること。また、国直轄河川の河道掘削についても、周辺自治体の要望を踏まえ、必要な対策を行うこと。 3、今回の「中小河川緊急対策プロジェクト」は、おおむね3カ年の時限的措置であるが、「防災・安全交付金」を活用した中小河川河道掘削については、恒久的な制度となるよう検討すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものですが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(藤原一弘君) 以上で意見書案第1号についての説明を終わります。 これより質疑に入ります。     (なし) ○議長(藤原一弘君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ございませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第1号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (なし) ○議長(藤原一弘君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 意見書案第1号については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第1号については、原案のとおり可決されました。-------------- △議決結果 --------------     議案番号件名結果意見書案第1号洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川河道掘削の予算の確保を求める意見書原案可決   ----------------------------------- △日程第3 意見書案第2号 上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(藤原一弘君) 日程第3、意見書案第2号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 足立議員。     [9番 足立善己君登壇] ◆9番(足立善己君) 議席番号9番、足立善己です。 意見書案第2号 所有者不明の土地利用を求める意見書について、提案理由の説明をいたします。 平成28年度の地籍調査において不動産登記簿上で所有者の所在が確認できない土地の割合は、約20%に上ることが明らかにされました。また、国土計画協会・所有者不明土地問題研究会は、2040年にはほぼ北海道の面積に相当する所有者不明土地(約720万ヘクタール)が発生すると予想しています。 現行の対応策には、土地収用法における不明裁決制度の対応があり、所有者の氏名・住所を調べてもわからなければ調査内容を記載した書類を添付するだけで収用裁決を申請できますが、探索など手続に多大な時間と労力が必要となっています。 また、民法上の不在者財産管理制度もありますが、地方自治体がどのような場合に申し立てができるかが不明確な上、不在者1人につき管理人1人を選任するため、不在者が多数に上ると手続に多大な時間と労力がかかります。 所有者不明土地の利用に明示的な反対者がいないにもかかわらず、利用するために多大な時間とコストを要している現状に対し、所有者の探索の円滑化と所有者不明土地の利用促進を図るための制度を構築するべきです。 このため、政府に、1、所有者不明土地の発生を予防する仕組みを整備すること。 2、土地所有権の放棄の可否や土地の管理責任のあり方など、土地所有のあり方の見直しを行うこと。 3、合理的な探索の範囲や有益な所有者情報へのアクセスなど、所有者の探索の合理化を図ること。 4、所有者不明土地の収用手続の合理化や円滑化を図ること。 5、収用の対象とならない所有者不明土地の公共的事業の利用を促進すること。 以上、5点の事項の実現を求め、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものですが、議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原一弘君) 以上で意見書案第2号についての説明を終わります。 これより質疑に入ります。     (なし) ○議長(藤原一弘君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ございませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第2号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (なし) ○議長(藤原一弘君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。 意見書案第2号については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第2号については、原案のとおり可決されました。-------------- △議決結果 --------------     議案番号件名結果意見書案第2号所有者不明の土地利用を求める意見書原案可決 ○議長(藤原一弘君) なお、各意見書案の取り扱いについては、議長に一任願います。   ----------------------------------- △日程第4 議員派遣の件について ○議長(藤原一弘君) 日程第4、議員派遣の件についてを議題といたします。 お手元に配付しております一覧表のとおり、久藤議員より議員派遣の申し出があります。     議員派遣の件(平成30年3月定例会)●議員派遣(団体名等)  副議長 久藤朝則 ●目的  平成30年度第104回大分県市議会議長会定期総会 ●場所  中津市 ●期間  平成30年4月13日の1日間 ○議長(藤原一弘君) お諮りいたします。 第104回大分県市議会議長会定期総会については、議員派遣の申し出のとおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、第104回大分県市議会議長会定期総会については、申し出のとおり議員派遣することに決定しました。 なお、やむを得ない事情により変更または中止については、その決定を議長に一任願います。 お諮りいたします。 今期定例会で議決された事件につきまして、その条項、字句、数字その他整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。 これにご異議ございませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、議決された事件についての条項、字句、数字その他の整理につきましては、議長に委任することに決定しました。 以上で、今期定例会の日程は全て終了いたします。 これをもちまして、平成30年臼杵市議会3月定例会を閉会いたします。          午前10時50分 閉会   -----------------------------------    平成30年3月22日 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。              臼杵市議会議長    藤原一弘              会議録署名議員    奥田富美子                 〃       大戸祐介...