○議長(
藤原一弘君) 次に、第34号議案 平成30年度臼杵市
一般会計予算について、
委員長報告のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。 [起立せる者多数]
○議長(
藤原一弘君) 着席願います。 起立多数であります。 よって、第34号議案については、
委員長報告のとおり決しました。--------------
△議決結果 -------------- 議案番号件名結果第34号議案平成30年度臼杵市
一般会計予算原案可決 -----------------------------------
△日程第2
意見書案第1号 上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
藤原一弘君) 日程第2、
意見書案第1号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 長田議員。 [5番
長田徳行君登壇]
◆5番(
長田徳行君) おはようございます。議席番号5番
長田徳行です。
意見書案第1号
洪水回避等を目的とした
流量確保のための
中小河川の
河道掘削の予算の確保を求める意見書について、提案理由を説明いたします。 平成28年8月の北海道・東北豪雨や、平成29年7月の九州北部豪雨など、近年、地方における
中小河川の被害として、土砂の流出による河床上昇や流木等による橋梁での河道埋塞が発生しており、河床が上がっていることが洪水発生の一つの原因となっています。 これまで、
都道府県及び市町村が管理する河川の
流量確保のための
河道掘削については、維持補修の範囲として、おのおのの単費予算で行われており、遅々として進んでいないのが実情でした。 そのような中、国土交通省は、
中小河川の豪雨対策を強化するため、全国の
中小河川の緊急点検の結果を踏まえた「
中小河川緊急治水対策プロジェクト」を取りまとめ、
中小河川の
河道掘削についても、再度の氾濫防止対策の一つとして緊急対策プロジェクトに盛り込みました。 しかし、この緊急治水対策プロジェクトは、おおむね3カ年の時限的措置であり、
河道掘削の対策箇所についても、「重要水防区間のうち、近年、洪水により被災した履歴がある区間」と限られています。 よって、政府においては、今回の緊急治水対策プロジェクトが、
中小河川を管理する地方自治体にとって真に活用しやすい施策となるよう、下記の事項について取り組むことを強く求めます。 1、
河道掘削を含む「
中小河川緊急治水対策プロジェクト」については、平成29年度補正予算で約1,300億円が盛り込まれているが、次年度以降についても、地方自治体の要望を踏まえ、十分な予算を確保すること。 2、「
中小河川緊急対策プロジェクト」では、
河道掘削の対策箇所を「重要水防区間のうち、近年、洪水により被災した履歴があり、再度の氾濫により多数の家屋や重要な施設の浸水被害が想定される区間」と限定しているが、今後は、
中小河川を管理する地方自治体がより柔軟な対応ができるよう、対策箇所の拡大も含め検討すること。また、国直轄河川の
河道掘削についても、周辺自治体の要望を踏まえ、必要な対策を行うこと。 3、今回の「
中小河川緊急対策プロジェクト」は、おおむね3カ年の時限的措置であるが、「防災・安全交付金」を活用した
中小河川の
河道掘削については、恒久的な制度となるよう検討すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものですが、
議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(
藤原一弘君) 以上で
意見書案第1号についての説明を終わります。 これより質疑に入ります。 (なし)
○議長(
藤原一弘君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
意見書案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、
意見書案第1号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (なし)
○議長(
藤原一弘君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。
意見書案第1号については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、
意見書案第1号については、原案のとおり可決されました。--------------
△議決結果 -------------- 議案番号件名結果
意見書案第1号
洪水回避等を目的とした
流量確保のための
中小河川の
河道掘削の予算の確保を求める意見書原案可決 -----------------------------------
△日程第3
意見書案第2号 上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
藤原一弘君) 日程第3、
意見書案第2号を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 足立議員。 [9番 足立善己君登壇]
◆9番(足立善己君) 議席番号9番、足立善己です。
意見書案第2号 所有者不明の
土地利用を求める意見書について、提案理由の説明をいたします。 平成28年度の地籍調査において不動産登記簿上で所有者の所在が確認できない土地の割合は、約20%に上ることが明らかにされました。また、国土計画協会・所有者不明土地問題研究会は、2040年にはほぼ北海道の面積に相当する所有者不明土地(約720万ヘクタール)が発生すると予想しています。 現行の対応策には、土地収用法における不明裁決制度の対応があり、所有者の氏名・住所を調べてもわからなければ調査内容を記載した書類を添付するだけで収用裁決を申請できますが、探索など手続に多大な時間と労力が必要となっています。 また、民法上の不在者財産管理制度もありますが、地方自治体がどのような場合に申し立てができるかが不明確な上、不在者1人につき管理人1人を選任するため、不在者が多数に上ると手続に多大な時間と労力がかかります。 所有者不明土地の利用に明示的な反対者がいないにもかかわらず、利用するために多大な時間とコストを要している現状に対し、所有者の探索の円滑化と所有者不明土地の利用促進を図るための制度を構築するべきです。 このため、政府に、1、所有者不明土地の発生を予防する仕組みを整備すること。 2、土地所有権の放棄の可否や土地の管理責任のあり方など、土地所有のあり方の見直しを行うこと。 3、合理的な探索の範囲や有益な所有者情報へのアクセスなど、所有者の探索の合理化を図ること。 4、所有者不明土地の収用手続の合理化や円滑化を図ること。 5、収用の対象とならない所有者不明土地の公共的事業の利用を促進すること。 以上、5点の事項の実現を求め、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものですが、
議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
藤原一弘君) 以上で
意見書案第2号についての説明を終わります。 これより質疑に入ります。 (なし)
○議長(
藤原一弘君) 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
意見書案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、
意見書案第2号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (なし)
○議長(
藤原一弘君) 以上で討論を終結いたします。 これより採決を行います。
意見書案第2号については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、
意見書案第2号については、原案のとおり可決されました。--------------
△議決結果 -------------- 議案番号件名結果
意見書案第2号所有者不明の
土地利用を求める意見書原案可決
○議長(
藤原一弘君) なお、各
意見書案の取り扱いについては、議長に一任願います。 -----------------------------------
△日程第4
議員派遣の件について
○議長(
藤原一弘君) 日程第4、
議員派遣の件についてを議題といたします。 お手元に配付しております一覧表のとおり、久藤議員より
議員派遣の申し出があります。
議員派遣の件(平成30年3月定例会)●
議員派遣(団体名等)
副議長
久藤朝則
●目的
平成30年度第104回大分県市議会議長会定期総会
●場所
中津市
●期間
平成30年4月13日の1日間
○議長(
藤原一弘君) お諮りいたします。 第104回大分県市議会議長会定期総会については、
議員派遣の申し出のとおり決することにご異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、第104回大分県市議会議長会定期総会については、申し出のとおり
議員派遣することに決定しました。 なお、やむを得ない事情により変更または中止については、その決定を議長に一任願います。 お諮りいたします。 今期定例会で議決された事件につきまして、その条項、字句、数字その他整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。 これにご異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
藤原一弘君) ご異議なしと認めます。 よって、議決された事件についての条項、字句、数字その他の整理につきましては、議長に委任することに決定しました。 以上で、今期定例会の日程は全て終了いたします。 これをもちまして、平成30年
臼杵市議会3月定例会を閉会いたします。 午前10時50分 閉会
----------------------------------- 平成30年3月22日 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
臼杵市議会議長
藤原一弘 会議録署名議員
奥田富美子 〃
大戸祐介...